徐克“上海の夜”4 K修復版カンヌ国際映画祭ワールドプレミア贈呈映画スタジオ設立40周年

2024年4月25日、第77回カンヌ国際映画祭の官宣“カンヌ経典”の単編が、徐克監督が監督した映画“上海の夜2024”の4 K修復版が正式にランクインし、今回のカンヌ国際映画祭で世界初上映され、映画公開40周年を祝い、製作会社である映画スタジオ設立40周年を祝う最高の贈り物でもある。

映画“上海の夜”は、徐克と施南生が1984年に創立した映画スタジオ初の作品で、徐克身兼監督と監督が監督し、張艾嘉、鐘鎮濤、葉〓文が主演している。映画は20世紀40年代の戦時上海を背景に、陳冠中と杜国威によって苦楽が織りなすラブストーリーが編まれている。映画は同時に老上海の華麗さと素朴さを記録し、観客に苦い中に甘い思い出をもたらした。映画スタジオの“起業作”として重要な意味を持ち、香港公開後に1163万香港ドルの本土興行収入を獲得し、年間総興行収入の18位にランクインするとともに、翌年の香港アカデミー賞には最優秀映画、最優秀監督、最優秀主演女優を含む9つのノミネートがランクインし、興行収入と口コミの両面で俗っぽくない成績を収めている。

昨年末から、映画は徐克監督の監督の下で、細かい数桁の修復を開始した。新しい調色以外にも、修復作業はキャラクターの再吹き替えを含め、各キャラクターに本来の言語をつけて、標準語、上海語、広東語、異なる方言を含む。その中で主演の鐘鎮濤が自分の役を務め、さらに新世代の女優の庄達菲が葉綺文演じる下敷きに声をかけ、新たなグループが映画に新たなサプライズをもたらした。新たなリミックスに加え、今回の修復にも意味を加え、映画にも実感と重厚感を持たせている。

今回の映画“上海の夜2024”4 K版の修復意義は重大で、映画は香港映画の輝かしい時期を経て、映画スタジオの創立から今までの映画制作に対する熱意、及び映画芸術に対する追求を更に目撃した。40年間ずっと変わらず、映画の世界での光は輝いていた。

映画スタジオ

映画スタジオは1984年に徐克さんと施南生さんによって香港で創立され、当時二人はすでに有名な監督とプロデューサーとなり、興行および口コミで一連の業績を獲得した。

映画スタジオは1980年代から、呉宇森の“英雄本色”シリーズ、程小東の“幽女幽魂”シリーズ、徐克之“黄飛鴻”及び“迪仁傑”シリーズを含むアジア映画界の年代を超えた流れをリードしており、中には徐克が共同監督し、中国映画史上最高興行収入作品“長津湖”が含まれている。徐克監督の新は“射像英雄伝:侠の大者”とされている。

徐克や施南生が中国映画のシンボルになっていても、二人は今でもコツコツとした精神で、優れた映画作品を撮影し続けている。